LaLa4月号増刊 AneLaLa ネタバレ感想

◆私が欲しい氷の男/弓きいろ
◆田舎の結婚/唐沢千晶
◆プティトゥペッシュ!/葉鳥ビスコ
◆京・かのこ/なかじ有紀
◆今日の恋のダイヤ/草川為
◆インヘルノ/マツモトトモ
◆そらのおと/筑波さくら
◆愛が地球を救うのだ!/森生まさみ
◆さみしいひと/斉藤けん

雑誌を処分する前に、感想として残すことにした。
こんなことをしていたら断捨離が進まないというのは分かっているだけど、本好きとしては買ったものを何かの形として残したい!

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今まで、AneLaLaは立ち読みで済ませていたけど、今回は購入。

Ane LaLa (アネララ) 2014年 04月号 [雑誌]

弓きいろ先生はLaLa本誌で有川浩先生が原作の『図書館戦争』をコミカライズして連載している。
私は有川作品ファンなので、弓先生の図書館戦争を読み始めたんだけど、現在LaLa本誌ではシリーズ4巻の『図書館革命』の後半へと突入した。
『図書館革命』が終わると、今度は『別冊図書館戦争Ⅰ・Ⅱ』があるんだけど、このⅠ・ⅡがLaLa本誌で連載するのが少し難しそうなお話。
そう思っていたところへ、弓先生の作品がAneLaLaに載るという。これだ! 別冊Ⅰ・ⅡはAneLaLaで連載すればいいじゃない!
そうなると、アンケートのハガキを送るのは必須! 今回は買わねば!! という、オタク根性丸出しで購入への踏切になった。

以下、ネタバレ感想。

 

◆私が欲しい氷の男/弓きいろ
一度目標を定めたらそこに向かって一直線。そんな森下みほが受験に失敗。滑り止めの高校に入って不貞腐れていたところに、担任だった西堀先生から受けた言葉をきっかけに、みほは西堀先生に恋をする。
目標を定めたら一直線というそのままに、みほの西堀先生へのアタックは過激。ところ構わず先生へ告白しまくる1年間。これね、正直、マンガといえどもちょっと呆れるレベルで冷めてしまった。共感できない。先生はその強さに尊敬する言っていたけど、ラストで言っていた「まるでストーカー」はまさにその通りかと。先生と生徒という王道少女マンガ設定は大好きだけど、残念ながらこの話にはキュンとできなかった。
分かったことは、この感じなら『別冊図書館戦争Ⅰ・Ⅱ』は無事に連載できそう! という可能性を見いだせたこと。期待してる。

 

◆田舎の結婚/唐沢千晶
好きだった会社の先輩が結婚。その披露宴の翌日、朝起きると隣には小学校の同級生の男が。ラブホテルでの状況はどうみても関係を持ったあと。そして、その場でプロポーズされる。
牛が嫌いな主人公と、牧場で働く相手。嫌悪感しかなかった相手に惹かれていく話はすごく好み。面白かった! けど、牧場で働いてる熊川くんが本当に野暮ったくて、好きになれなかった。性格はいい。ただ、顔がね……。マンガの中なんだから、ここまで思いっきり野暮ったくする必要もなかったんじゃないかな? もう少し顔が良ければかなりキュンとできた。現実には求めないから、マンガの中でくらいイケメン見させてくれ! っていう(笑)

 

◆プティトゥペッシュ!/葉鳥ビスコ
美人カフェ店主の桃と、雑誌編集者の依子の友情もの。桃のカフェにはメニューがなく、「その時、作りたいものを出したいように客に出す」お店。依子はそんな桃の作る食事が大好き。
気の合う2人に今回は亀裂が!?
桃の弟である天彦くんの態度が冷たく、嫌われてる!? と不安になり疲労する依子。それには気付かずマイペースな桃。依子は嫌いな食べ物を伝えていたはずなのに、桃はそれを忘れて出してしまって、モヤモヤが爆発! さすがに言い過ぎたかも……と反省して謝りに行った先、お店は臨時休業。それも三日間も! 中で倒れてないかと心配になったところで、天彦くんの登場。
結局、天彦くんが冷たかった理由は、ただの八つ当たりだし、桃はお店を臨時休業にした理由は、依子に喜んでもらうための食材を調達しに行っていたから。ただただ振り回されて終わっただけの依子が不憫でならない。が、桃と依子の友情が素敵で、こんなカフェがあったらいいなぁ……私も通うな~! と、しみじみ思う。私は依子みたいな性格だから、なんだか感情移入してしまった。この作品は大好きなので、これからも連載してほしい!
ビスコ先生の描く女の子の笑顔が可愛くてすごく好き!

 

◆京・かのこ/なかじ有紀
操業160年の江戸時代から続く老舗の和菓子屋“蒼月”で、菓子職人を目指して修行中の鹿乃子。同じ和菓子屋で修行中の淳平くん。淳平くんはどうみても鹿乃子のことを好きなようにしか見えないし、鹿乃子も和菓子職人を目指すなら淳平くんと付き合うのが将来を思うと丸く収まるよね~! っていうところだけど、ここで出てくるのが、茶道の家本で鹿乃子の幼馴染である颯也。鹿乃子がどれだけ淳平くんと交流したとしても、それは同じ職人としてであって、自分の作った和菓子を最後に持って行くのは颯也のところなのよね~。淳平くんが浮かばれないわ! 淳平くんも幸せにしてあげてください! と、ここから願ってます!

 

◆今日の恋のダイヤ/草川為
シリーズ完結作。連作短編という言い方をしていいのかな? 今までの話は1つずつ話は完結してるんだけど、登場人物か少しずつ重なっていて、今回で1周。と言う感じ。
>さっき、見ず知らずの人に、なんとなく後押ししもらったから、うまくいくようにうひとばんばりするかと思ってたとこ。
>ほとんど通りすがりで、私が勝手に受け取っただけ
>1人くらいは誰か、あなたから特別に、欲しいものを受け取った人がいそうじゃない?
>確かめようはなくても
このセリフに、あぁ、本当にそうだなぁと思う。私は接客業をしているんだけど、お客さんの中に素敵だなって思う人たちがいて、その人たちから勝手に受け取っている。自分にとってプラスになっている出会いと言うのは、通りすがりにでもあるものなんだよね。
今回で終わるのがちょっと残念だなぁ。

 

◆インヘルノ/マツモトトモ
マツモトトモ先生にしか出せないこの空気感。雰囲気。
この二人って本当に血が繋がってるの!? 前までの話で、お母さんが「血が繋がってる」宣言してたから、やっぱり繋がってるんだろうけど、そうなるとやっぱり二人の行く先には障害だらけ?
マツモトトモ先生なら上手いこと収めてくれるよね!? と信じたい気持ちと、これは創刊して間もないAneLaLaだからな……LaLa本誌でできなかった展開で終わらせる可能性もある? と思ってしまう。更も轟も好きなので、二人が幸せになってくれればなぁって思うんだけど、そうなるとアンメリーバッドっていう可能性も無きにしも非ず。うぅ……展開が読めない!

 

◆そらのおと/筑波さくら
人間嫌いで冷めた性格だった鈴が、どんどん玲央に惹かれて行くのが分かった回。鈴が人間嫌いで冷めた性格にならざるを得なかったことを思い出した直後のページに玲央の「おかえり」の言葉と満面の笑み。これは鈴が玲央を好きになりますわ。
ルームシェア解消後、それぞれが自立して前進した結果、また一緒になるのもいい。馴れ合いや依存にならず、お互いを支え合っていけそうで。

 

◆愛が地球を救うのだ!/森生まさみ
森生先生の描く女の子の可愛さがハンパじゃない! 正直、まことの天然おバカっぷりは好きになれないんだけど(おまけの小林くんの委員長が超好み)、まことの一生懸命さと可愛さはたまらん。これは、にぃやん我慢するの大変だな(笑)

 

◆さみしいひと/斉藤けん
母親に縛られる二人の話の最終話。倫子のお母さんの過度の心配性と依存症(?)がこのまま治まれば、倫子は幸せになれそう。諒くんの母親は最後まで得体のしれない感じで怖かった。これ、本当に諒くんのことを諦めたんだろうか? また邪魔されそうにしか思えないんだけど。あと、「あの人と同じこというのね」というセリフが意味深で気になる。前までの話にそんなエピソードあったっけ? 諒の父親かな?
ラスト、諒が倫子を「お母さんとは思ってない。男女としての意味で」と言っているけど、それ、読者的にはその後のエピソードが気になってしまうんですけど!? 遠距離恋愛編を期待するべき?

 

以上。感想終わり!
これで、1冊分処分することができる……先は長いぞー!!

 

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