ナルト舞台(ナルステ)福岡千秋楽(2015/04/12)マチソワのネタバレ感想その2!

うまく文章が書けなくて、時間はかかるし、無駄に長くてダラダラした感想だけど、覚えているものは覚えているうちに文字にして残しておきたい。

オープニングから第七班結成までの感想はこちら

今回は波の国編の感想。


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第七班結成後、カカシ先生が「お前らにはある人物の護衛任務に就いてもらう」と言い出します。
これ、原作だったら三代目が言うセリフなはずですが、カカシ先生が言ってます。
というか、自己紹介後のサバイバル演習(下忍選抜試験)がカットされ、低ランク任務に就いているエピソードもカットされてました!!
えーっ!? あ、あの、カカシ先生がチームワークを語る大事なセリフは……??
と、思う暇もなく舞台上の時間は進んでいきます。

護衛任務を依頼してきたタズナさんが登場。
ナルトのことを「いちばんちっこいアホ面」とバカにしたタズナさんに、ナルトが「ぶっ殺す!!!」と殴りにかかる。
それを「これから護衛するじいさん殺してどーするアホ」とカカシ先生が止めるんだけど……
原作のカカシ先生はナルトの首根っこを捕まえて呆れ顔してる。
舞台のカカシ先生はナルトを正面から抱えるように止めてる。
カカシ先生の「これから護衛するじいさん殺してどーするアホ」の言葉がちょっと怒鳴りぎみで早口だから、一瞬なんて言ってるか分からなかった。
原作知ってるから分かったけど、このセリフ原作を知らなかったら聞き取れなかったんじゃないかな?と思うくらい早口。
もっとゆっくり言っても良かったんじゃないかなぁ?
とはいえ、ナルトを止める様子がすごく面白くて好きなシーンです!

護衛任務出発ということで、七班それぞれが荷物(リュック)を背負って歩き出します。
ここで、舞台背景に里の景色が流れて行き、最後に“あうん”の門が開く映像が映しだされていました。
カカシ先生は、原作の時からリュックが似合わなくてそれが可愛いって思ってたんだけど、舞台のカカシ先生もリュックが似合ってなくて可愛かったです。
そんなカカシ先生。リュックを背負ったあと、リュックの留め具(おなかの前に回してバックルを止めるベルトのようなもの?)を、ちゃんとカチッと留めていたのがもうツボでツボでたまりませんでした!!
ただでさえリュックに違和感があるのに、真面目に留め具してる!! 可愛い!! ってなりました。
しかも、マチネではすぐに留めることができたのに、ソワレではなかなか留められなかったのか、歩きながら留めてた!! 留め具を見ながらカチンッって!! 可愛すぎか!!
(ここでちゃんと留め具をしたのは、この後にアクションシーンがあったから……というのはちゃんと分ってます!)

あうんの門を出る第七班。
原作ではナルトが「一度も里の外に出たことがない」と言ってはしゃいでます。

が、舞台では門を出たあとにナルトだけ下手側に行こうとして、カカシ先生から「こっちだよ」と呆れた声で上手側を指さされるというものに変わっていました。

舞台での、この演出けっこう好きです。

「一度も里の外に出たことがない」というのを、門を出ても方向が分からないということで表現しているのが凄い!
しかも、逆に行こうとしているナルトと、指摘するカカシ先生の短いやり取りが可愛くて面白くてつい笑っちゃった。
原作のこの部分、よく考えずに読み流してたんだけど、深く考えると、ナルトは九尾の狐のこともあって、ずっと里の中でしか過ごして来れなかったんだなぁ……。

歩きながら、忍び五大国に関するカカシ先生の講義があり、「Cランク任務に忍者対決なんてしない」という話へ流れたところで、下手側のセットの壁に青い光がユラユラと映っていたので、「あ、これ水たまりかな? あのシーンくるかな?」と思っていたら、案の定。水たまりの映っていた壁がパカッと開き、敵忍が登場!!
カカシ先生が襲われ、そのままヤラれ、ナルトも倒され、タズナさんを庇うサクラと、戦うサスケ。
危ない……!! と思ったところへ、カカシ先生が登場し、敵忍をやっつけます。
敵忍の武器は違うものの、流れは原作通り。

ヤラれていたと思っていたカカシ先生がいつの間にか変わり身の術で丸太に変わっていて、ビックリ。
マチネではいつ丸太に変わったのか見ていなかったんだけど、ソワレで確認したら、カカシ先生がヤラれて寄りかかっていた壁が、オープニングでイルカ先生が出入りしてた回転扉と同じ場所だったことに気づき、なるほど!ってなった。
ジーっと見ていたら、サスケが敵忍と戦い始めた辺りで、回転扉がクルッと回り、カカシ先生がセットの中に入ったと思ったら、逆側に仕込んでたらしい丸太が表に出てきた。(その直後にカカシ先生がまた舞台に登場する)こういう忍術の演出が、アナログなんだけど、ちゃんと忍者のイメージ壊さない方法なのがすっごくイイ!!
もしも、ナルトやサスケたちがバタバタやっている間にソーっと袖幕に入って行っちゃったりしたなら、わりとガッカリしただろうなぁって。

敵忍をやっつけた後、サスケがナルトに「ケガはねーかよ、ビビリくん」と言うセリフはありつつも、ナルトの怪我&血抜きの部分はカット。

タズナさんの任務依頼がCランクではなく、Bランク以上のものということが判明。
里に戻る……というカカシ先生の言葉に、泣き落としをするタズナさん。

カカシ先生がサクラに促されて渋々任務続行を決めると……
タズナさんがスクッと立ち上がって、「イェイ」とピース。
泣き落としが嘘だった……というお茶目な仕草に、第七班みんながガクっとなっていたのが可愛い!!
カカシ先生なんて、片足すべってたよ!?
タズナさん役の方ってどなただったんだろう? すごくお茶目で可愛かった!!
カカシ先生が頭をガシガシかきながら、「最悪の依頼人だよ……」とボソっと言ってるんだけど、この「最悪の依頼人」っていうのは、原作9話目のタイトルなんだよね。(原作でもナルトが心の中で思ってたり、カカシ先生がボソっと呟いてるんだけど)

任務続行が決まり、先に進むナルトたち。

今度こそ活躍しようと、気持ちが浮つくナルトがクナイを投げた先に雪うさぎが。
サスケが引っ張り出した白いうさぎが……。(えー!? ぬいぐるみかよ!?と、安い小道具だなぁ…)と、気持ちが萎えかけたところで、そのうさぎのぬいぐるみをサスケが振って動かしてたのが目に入ってきてなんか可愛かった……。
そんなことするのサスケのキャラじゃないんだけど、妙に可愛くて、ナルトとサスケとサクラがその白いうさぎのぬいぐるみを中心にワチャワチャしてるのが可愛かった!
ぬいぐるみは安っぽくみえる小道具だな……と思ったけど、ここたぶんお遊びコーナーだよね?
可愛かったのでアリかな(笑)

そんな白いうさぎのぬいぐるみ。3人がわちゃわちゃしているのを見てカカシ先生が
「光が当たらない室内で飼われた変わり身用のユキウサギ……」と、白いうさぎに違和感を覚えるセリフを呟いたかと思うと、
「全員ふせろ!!」と、叫びます。
光が横断したかと思うと……桃地再不斬の登場!!
横断した光は再不斬の武器だったんですね!

まず、再不斬との対決をするために、カカシ先生が写輪眼を出す。
この時の額あてのずらし方が原作そのままのずらし方で……カッコよかった!!
写輪眼を出した瞬間、舞台の背景に写輪眼の大きな映像が映しだされ、カカシ先生の左目がどういうものかが分かる演出。
これ、原作やアニメだとアップで見れるから、舞台だとどうするのかな?と思っていたところでもあったので、なるほど!となった。赤い瞳の色と車輪の模様が怖く見えました。

気が付くと舞台のセットが変わっていて、第七班結成の時に使われていた白い幕が張られた壁が出現していた。
再不斬の“霧隠れの術”が発動し、幕の切れ目から再不斬が消える。

殺気に怯えるサスケに、カカシ先生が振り返って「オレの仲間は絶対ころさせやしなーいよ!」と、ニッコリ。

カカシ先生の名シーンきました!! このセリフ、アニメそのまま!!
カカシ先生は本当に声や喋り方がそのままで、名シーン名ゼリフの時に違和感なく見ていられて本当に良かった。
アニメを見慣れているせいで、違う言い回しされるとたぶん違和感が気になっただろうから……。

再不斬の水分身、カカシ先生の技のコピー合戦が開始。

この、水分身の術の掛け合いの演出、これもどうするんだろう? と思っていた個所の1つなんですが、白い幕を張ったセットを使っていて、これもなるほど!!と思いました。

実在の再不斬の上に、プロジェクションマッピングの再不斬が映しだされ、映しだされている間に幕の中へ本物の再不斬は身を隠す。
カカシ先生も同じく……という、見事な演出でした!

カカシ先生が再不斬の“水牢の術”で囚われ、ピンチな第七班とタズナ。
この水牢の術は、プロジェクションマッピングでセットの壁に水牢が映し出され、カカシ先生はその目の前に立っているので、囚われているように見える……はずなんだけど、マチネでは席が上手の端の方だったので、カカシ先生の立ち位置とプロジェクションマッピングの映っている位置がずれて見えて、カカシ先生は全然囚われてなかった(笑)
ソワレではしっかり囚われてましたが。プロジェクションマッピングは、遠目から見た方が綺麗に見えますね!!

カカシ先生から逃げろと言われるものの、立ち向かう第七班の3人。

ちゃんと、ナルトが「逃げない」と決意し、額あてを取り返すシーンもありました!(……あったよね?←曖昧)

ナルトの思いついた作戦により、サスケとのコンビネーションで再不斬の水牢の術を破ります。

このナルトとサスケのコンビネーション技。
風魔手裏剣影風車という、手裏剣の影に手裏剣を隠して攻撃する影手裏剣の術を使い、更にその手裏剣のひとつがナルトの変化した手裏剣だった……というのが原作。

こんなのどうやって舞台で再現するんだろう? と思っていたら、

ナルトがリュックから風魔手裏剣を取り出し、舞台の床を滑らせてサスケへパス。
サスケはその手裏剣を受け取り、「風魔手裏剣あらため、風車手裏剣」と一言。

え? 風魔手裏剣あらため風車手裏剣!? なんだそれ!?
と、思っていたら、舞台全体にグルグル回りながら渦巻く模様が現れる。
えええっ!?と思っていたら、サスケが「この円の中心を見続けるんだ……」と、暗示のように言う。

えっと、これは渦巻き模様を利用した錯視……ということで良いのでしょうか?
風魔手裏剣を風車のように回すことで、この錯視の効果がある……と? “うずまき”と“ナルト”も関連付けられるし、サスケも原作で影風車って言ってるから、風魔手裏剣あらため風車手裏剣にしちゃった……的な?

上手いことやっているような、やっていないような……。
ちなみに、私は三半規管が弱いので、まともに錯視効果のあるものを見ちゃうと、そのあとの観劇中はずーっとグロッキーになっているだろうな、と思ったので、円の中心は見ませんでした。

そんな風車手裏剣、再不斬さんがまともにクラいます。(嘘!? そんなまさか!? と思わずにはいられませんでした/笑)
渦巻きの錯視……もとい、風車手裏剣のおかげで再不斬がカカシ先生を捕えた水牢の術はやぶれます。
原作、アニメ共に、この水牢の術をやぶるナルトとサスケのコンビネーションはとても素晴らしいので、舞台しか観たことのない人は、ぜひ原作かアニメのこのシーンを見てほしい。(原作だと第二巻の14話です! アニメは…分からない/笑)

そして、再不斬vsカカシ先生の戦いが再開。

写輪眼を使い、再不斬の技を凄い速さでコピーしていくカカシ先生。
再不斬と並んで印を組む姿……再不斬もカカシ先生もカッコイイです!! どっちを見ていいのか分からなくて困った!!

ここまでの技の掛け合い、原作はカッコイイ、アニメは細かくやりすぎてちょっと間延びする、舞台版はカッコイイけど術の発動がどうしても迫力が減少してる。
どれだけ凄い技をかけあっていたのか、心理的やり取りの詳細はやっぱり原作を見るのが一番かな?
とはいえ、再不斬とカカシ先生が並んで印を組む姿はカッコ良かったです!!(2回目)

動揺する再不斬が「お前には未来が見えるのか…!?」と問い、
カカシ先生が「ああ、お前は死ぬ」と返す。

そこへ再不斬を追っていたという忍びが登場。
カカシ先生に気を取られていた再不斬を横から殺してしまいます。
再不斬の死体を処理すると言って、死体と共に消える追い忍。

追い忍が消えた直後、「俺としたことが見落としていた…!!」とカカシ先生がハッとし、直後に倒れる。
写輪眼の使い過ぎによるスタミナ切れ。
舞台でもしっかりスタミナのないカカシ先生が健在でした(笑)

原作ではこのあとタズナの家へと行き、そこでお世話になってる第七班なんだけど、舞台ではタズナの家へは辿り着かず、カカシ先生が倒れ込んだまま話が進みます。
なので、イナリと英雄のエピソードはカット。

再不斬は死んでいない。追い忍だと思っていた忍は再不斬を助けに来た仲間だ…と予想をするカカシ先生。
一週間は動けないカカシ先生。再不斬もしばらくは動けないはず……ということで、その間に七班の3人に修行をつけることに。

チャクラを使いこなせていない3人にチャクラコントロールを覚えてもらう修行をする……というもの。
ここで、チャクラの説明が入る。(幕に映し出されたチャクラの説明画像、カカシ先生だったのが良かった! 原作は誰でもない)

どんな修行かというと……木登り

来ました! 木登り修行!! これも、演出どうするんだろうなぁ? と思っていた個所です!
だって、手を使わずに木登りするんだよ? ワイヤー使ってフライングでもする?? なんて思ってました。

が、ここの演出も凄い。 おおお!!ってなりました!

まずは、修行方法を指導するカカシ先生。
ナルトとサスケが舞台上にマットを敷きます。そこに、「準備運動するぞ」と、ナルト、サスケ、サクラ、カカシ先生の並びで舞台上に座る。
並んで腹筋でもするの!? と思った(笑) この並び凄く可愛かった。

座ったと思ったら、そのまま寝転ぶ4人。
すると、舞台背景に寝転ぶ4人を上から撮ったような映像が映る。

まずは木登りの見本をカカシ先生が実践。
スクッと立ち上がったかと思うと、マットの上を歩きだす。
んん? と思っていると、舞台背景の映像でカカシ先生が木登りを始める……。
あーなるほど! 客席側からは舞台上の人たちを地面から見上げている状態、舞台背景の映像は木を横から見ている状態ってこと?
映像は別撮りしてあって、キャストさんはそれに合わせて動いてる感じ。

見本を見せた後に木の幹を子ども3人に譲って、木の側面を使って降りてくるカカシ先生。可愛い。
イチャパラを読みだすカカシ先生を横に、サスケが登り始め、それを邪魔するナルト。縋りつくナルトと、足蹴にするサスケ可愛い!
そんな2人を置いてバランスを取りながら木登りを成功させるサクラちゃんも可愛い!

このあとの流れ、順番をよく覚えてないんだけど、思い出した順に。

修行に疲れて外で寝ているナルト。(原作第三巻1話部分)
そこに、白(再不斬を回収しに来た追い忍)が素顔の状態で登場。
寝ているナルトを起こし、会話をします。
「君には、大切な人がいますか?」「人は…大切な何かを守りたいと思った時に、本当に強くなれるものなんです」
白のこの言葉を聞いて、ナルトはイルカ先生を思い浮かべます。
(この時、セット階部分にイルカ先生がスッと出てきてスッと消えた…よね?)
「またどこかでお会いしましょう」と言って去る白。
白が本当に白で、すっごく良かった。
キャスト発表された時に、白を女性がするっていうのを見て、ヤッター!!って思ったの。
白は男の子なんだけど、見た目はどう見ても女の子にしか見えなくて(笑) だから、女性的な男性がキャスティングされるよりも、女性に演じてほしかったの!
だから、すっごく嬉しくて、舞台見てても本当に白が白だった……すごく良かった。(2回目言う)

白が立ち去って、入れ違いでサスケが出てきます。
そして、木登り修行を開始。

この木登り修行、さっきのマットと映像を使った木登りではなく、トランポリンを使って壁登りをするという演出で表現してました!!
いわゆる、ウォールトランポリンっていうパフォーマンスです!(ぜひググってみてほしい!)

これ、ナルステ観る前に、たまたま“嵐にしやがれ”でトランポリンのプロに相葉ちゃんと大野くんが教えてもらっているところを見ていたんですが……凄く難しそうだったんです。

トランポリンの反動を利用して壁に足を当てるというのが第一段階。
そして、壁に足を当てたタイミングで上体(腹筋)を膝の位置より高い場所に持って行く。
その状態で、まずは1歩踏み出す。1歩目ができたら、2歩目。3歩目以上に行くには月単位での訓練が必要……というようなものだった。

そんなウォールトランポリンをナルトとサスケがやります。
ウォールトランポリンで壁を登る姿は、本当に手を使わずに木登りをする修行そのまま!!
この演出にはビックリしたし、なるほど!!と、納得したし、感嘆しました。

ナルトは2歩まで、サスケは3歩まで登っているように見えたし、登っている体勢は断然サスケが綺麗。
この時点でナルトが劣っている……というのは、演出上わざとかな? と思ってマチネでは見ていたのですが、ソワレで見比べた結果、どうやら素でサスケの方が技術が高かったようです。
マチネでお隣に座っていた方がサスケ役の役者さんのファンだったようで、幕間にお話しさせていただいたんですが、東京公演と福岡公演では、福岡公演の方が上手くなってた。とのことで、成長する速さが凄いらしいということを聞きました。
凄いね!!

ウォールトランポリンを生で見ることができるなんて思ってもいなかったので、凄く嬉しかった。
あまりにも魅入っていて、終わった瞬間に拍手するタイミングを逃しちゃったくらいに。
というか、拍手するタイミングが難しかったよね?
あれ、終わった? 終わったよね? あ、暗転した! やっぱり終わりか!! 拍手しよう!! って思った時にはもう次の場面の音が流れてた……。
曲とパフォーマンスの終わりがちょっと曖昧というか……決めポーズするには体力的には難しいかもしれないけど、もっと大きく決めポーズしてもらうか、暗転した後に次の音を出す間をもうちょっと開けてほしかった。
マチネもソワレも拍手をし損ねましたが、心の中では大喝采でした!!
会場はシーンとしてたけど、本当は拍手したかったんだよ!! たぶん私と同じこと思ってる人いっぱい居るはず!! と、ここで主張しておきます(笑)

そんなウォールトランポリン……もとい、木登り修行が終わったところで、暗転。
イナリのシーンはカットなので、泣き虫エピソードが見れなかったのは残念かなぁ。(原作3巻エピソード)

再度、再不斬との再戦へと突入します。

カカシvs再不斬と、セット2階部分では白vsナルト&サスケに分かれての戦闘。

この辺りは見入りすぎで細かいところを覚えていないという……。DVDが出たら舐めるように見ます(笑)

再不斬は、代名詞でもある首切り包丁……ではなく、クナイで戦うという(笑)
舞台での殺陣で首切り包丁は危ないものね。仕方がないかなぁとは思うものの、迫力が減るかな? なんて思ってました。
が、カカシ先生も再不斬もクナイということで、殺陣の小回りがきくのか、十分迫力ありました!
それから、カカシ先生の口寄せどうするんだろう? と思っていたら、見事に省略(笑)
そりゃぁそうですよね! 犬8匹とかどうする!? って感じだものね(笑)
雷切はしっかり雷切だった! 青い光が手元で光っていて、これはLEDかなにか仕込んでたのかな?
しいて言うなら、もっとバチバチ音がしても良かったんじゃないかな?ってくらい。

そして、白との戦い。
サスケが写輪眼開眼したり、ナルトを庇って「知るかよ……体が勝手に…動いちまったんだよ」と倒れたり…!!
少しずつサスケが白の攻撃を見切って行く細かい流れは原作やアニメを見るのが一番なんだろうなぁ。

サスケが倒れたことで、九尾のチャクラが漏れ出すナルト。
この九尾のチャクラはプロジェクションマッピングで表すのかと思ったら、大きなパペット(劇団四季がライオンイングで動物を表す時に使うような本気パペット)が出現。ビックリ。たぶん、5~6人のアンサンブルのみなさんで動かしてた。
九尾の尻尾がナルトに向かって集まって行くように出てきたかと思ったら、ナルトの背後から九尾の顔が出てきた。
九尾の顔は獅子舞みたいに動くし、ブラックライトを当ててるのか、牙が青白く光ってて不気味。

「チャクラが具現化するなんて……」と、白が言っているけど、まさか本当に具現化するなんて!! と、客席側で思っていました。
まさに、原作第四巻28話の扉絵を表したような演出。

その後の白とナルトの戦闘に関していうと、マンガやアニメでは表せる九尾の速さはさすがに生身の人間には無理。
普通に殴りかかって白のお面を割ってました。たぶん。正直、あんまり覚えてない……。

素顔を晒した白とナルトが向かい合い、白が昔話を始める。
血継限界を持って生まれたことで、父が母を殺し、白自身も父に殺されかけた過去。
そして、再不斬に拾われたこと。

ここは、ほぼ白の語りで、白もナルトも動いてない。
動いてないんだけど、影絵のようなプロジェクションマッピングで、白が生まれ、再不斬に拾われるまでの映像が流れている。
白の語りと合わせて、本当に鳥肌ものだった。
白を拾った再不斬が、白の頭をポンポンっと撫でたシーンを見て、あぁ、これは白が再不斬についていくわけだ……と、納得してしまった。
例え、ただの道具としてしか扱わないと言われても、再不斬の白への態度には感情が込められているように見えた。

カカシ先生が雷切で再不斬を倒そうとしたタイミングで、白が再不斬を庇い、代わりに死ぬ。

この時、再不斬は「まったくオレはよくよくいい拾いものをしたもんだ」と言うんだけど、死んでしまった白を支える再不斬の姿が、本当に美しかった。
原作では、白ごとカカシ先生を首切り包丁で切ろうとして冷酷さが強かったんだけど、舞台の方のは冷酷に見せていても情があるのが分かる。
生身の人間が演じる舞台の特質上、支えるという演出になったんだとしても、この白を支える再不斬はすごく好きなシーンになった。
舞台でしか見れない、貴重なシーンかも。

白が死んだというのに、まだ戦おうとする再不斬に、ナルトが“白がどれだけ再不斬を好きだったか”を説く。
原作でカカシ先生がナルトに対して「やめろ」と止めてたけど、カカシ先生には再不斬が白に情を持っていることがちゃんと分ってたんだよね。
舞台では、それが本当に伝わってきた。

結局、黒幕のガトーが再不斬を裏切り、カカシ班と再不斬が戦う理由がなくなる。
そして、白を足蹴にしたガトーとその手下を、腕の使えない再不斬が、クナイを銜えて応戦。
イナリのシーンがカットされていることもあり、村人が応戦したり、ナルトとカカシ先生が影分身でハッタリを見せるシーンはカット。
相討ちという形で幕が閉じ、白の隣に並んで息を引き取る再不斬。

「できるなら……お前と…同じところに…行きてェなぁ…」
と言いながら、白の頬を撫でる再不斬に、カカシ先生の「行けるさ」という言葉に全力で同意。

この白と再不斬のシーンは原作、アニメ、舞台の中では、舞台が一番好きだ。
波の国編が好きな人は絶対に舞台版を観た方がいい!!

ナルトを庇って死んだと思われたサスケ。
サスケの元にサクラが駆け寄った直後、息を吹き返すサスケ。
白から殺されたのではなく、仮死状態にされていただけだった。

良かった……と、安心する間もなく、突如、大蛇丸が現れる……!!

中忍試験がなさそうなのに、どのタイミングで大蛇丸が出てくるのだろう? と思っていたら、まさかのここ!!?
いや、ここ以外にないですけどね!!

そして、この大蛇丸の登場が凄すぎて、一幕全部吹っ飛んだ。全部大蛇丸様に持って行かれた。
一幕終わった瞬間に口に出た言葉は「大蛇丸様すごい。大蛇丸様が大蛇丸様だ……!!」でした。
原作読んでいてもアニメを見ていてもずっと“大蛇丸”と呼んでいたけど、舞台版は呼び捨てになんてできなかった。

鳥肌が立つくらい大蛇丸様だったよ!!!!

大蛇丸様が登場した時、大蛇丸様は歌っていました。……母音だけで。
この歌い方ってなんて言ったらいいんでしょう? ヴォカリーズ??

文字じゃ表現できません。
ぜひ、観てほしい。そして、みんな“大蛇丸様”と呼ばずにいられないと思う。

サスケに呪印を施す大蛇丸様。

第一幕、終わりました。

 

マチネの幕間に、パンフレットとイルカ先生のブロマイドを買い、DVDの予約をしました。
DVDは、観劇が終わって、舞台の内容が良ければ予約しよう……くらいにしか思っていなかったのに。

第一幕を観た時点で、これはDVD買いだ!! と、確信しました。

本当に、素晴らしかった。
次は、第二幕。

 


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